平泉ツアー2014:6組 片山くんのレポート

【1日目(10/25)】

1.いざ平泉

いよいよ恒例の同期ツアー!今回は世界遺産「平泉」に温泉宿泊大広間宴会付という、バブル時代の社員旅行を彷彿させる企画で実施させて頂きました。 参加者は男子5名・女子8名の総勢13名、女子が過半数を占める人数構成となり、男子にとってはなんとも血湧き心躍るツアー・・・いざ出発です。 当日は一ノ関駅に12時集合とのことで、東京からの出発組は「やまびこ43号 東京(8:48)〜一ノ関(11:23)」に乗車。もちろん幹事は早めに集合してアルコールと肴の買出し・・・・それに高島くんが持参した赤ワイン・お通しのカブの漬物・ポテトサラダを加え、朝9時前からではありましたが、ツアーの成功を祈念し「カンパーイ!」・・・・途中、「お休みになっている方もいらっしゃいますので、車内ではお静かに願います。」という車内放送が入り、一瞬ドキリとした次第でした。(多分、我々のことではないと思うのですが・・・) あと、毎度のことではありますが、今回も某幸せ者(この方は宴会で乾杯の挨拶をします)による「赤ワインで服を染めちゃう事件」が発生・・・・次回から「車内で飲むワインは白に限定」が暗黙の決定事項になりました。 そうこうする内に一ノ関駅に到着!同期と飲んでいる2時間半はあっという間で、話題も過去と同じ話を何回も繰り返しているだけなのですが、とにかくあっという間で、さらに大量の酒もあっという間でした。 東京から一緒に来た斉藤さんは、所用のため一旦ここでお別れし後程宿で再会することを約束。変わってここから仙台組の大島さんと松田さん、函館から増田さんが合流し、本日の観光地:日本百景「猊鼻渓(げいびけい)」に紅葉を拝みにGO!

2.猊鼻渓(げいびけい)


猊鼻渓では「舟下りをしつつお弁当を食べ紅葉を楽しむ」という豪華3点セットを満喫!(男子はビールも飲んでましたので豪華4点セット) 透き通った水と100mの壁岩、ちょっと贅沢な水辺の時間を過ごさせていただきました。 舟は最初に上流に上り、中州で一休みしたあと下って戻ってくるという行程で、復路では船頭さんが「げいび追分」を熱唱・・「♪清き流れの砂鉄の川に♪船を浮かべて掉させば♪曇り勝なる心の空も♪晴らしてくれます獅子ケ鼻♪・・・」我々の歌姫〜小林聖子さん(本日夜のステージに出演予定)にはかなわないものの、なんとも長閑で良かったです。

3.幽玄洞(ゆうげんどう)

さて、舟下りのあとは幽玄洞という鍾乳洞へ。11人が一列の隊列を組み、もし今BGMで「レッツキッス」でもかかったら、今にも全員がフォークダンスを踊りだしそうな距離感の中、一気に岩の中へ突入しました。

3億5000万年前にできた日本でも有数の化石のメッカとの事。ウミユリや三葉虫などの化石を見学・・・・なんか地学・・・井沼先生を思い出したひと時でした。

4.平泉温泉:ホテル武蔵坊到着

初日のメインイベント会場、「ホテル武蔵坊」に16時到着!斉藤さんと再会するとともに、ここで弘前からの中村さんが合流し総勢13名のフルメンバーに!ちなみに今回の最大派閥は、部ではバスケット部の4名、組では3年6組の5名となっていました。

部屋は男子5名で1部屋、女子は8名で1部屋ですが、1部屋が30畳ほどの広い部屋のため、まさに修学旅行感覚のツアーとなりました。

宴会のスタートが18時なので、女子は近くの天台宗寺院:毛越寺(もうつうじ)へ紅葉見学。男子は早速浴衣に着替えて温泉&ビール&焼酎と、宴会が待ちきれずに大いにはしゃいでいました。

5.宴会

18時、「函館中部79期様 御席」でいよいよ宴会がスタートです。

しばらくぶりの「大広間&コの字型会場」で宴会気分の高まる中、開宴に先立って正面中央の特等席にたまたま座っていた桜くんが、乾杯の発声を皆から強制指名され、「それではご指名をいただきましたので」とグラスを持って立ち上がり、「短めの挨拶をさせていただきます」(実は10分強でしたが・・・)と言ったものの、話し出した内容が最近のプライベートの近況報告のような、ノロケ話のような。いつ終わるか分からない話が続き、全員から「分かった、もういいから!」「どこが短いんだ!」「まず乾杯乾杯」との怒号が飛び交ったのを機に、しぶしぶ「乾杯」を発声、宴会スタートとなりました。

ここで一句:『宴会で 乾杯挨拶の急指名 幸せオヤジは ダメヨダメダメ』

最初はコの字で綺麗に着席していましたが、そこは大広間、お膳を挟んで差しつ差されつで場所移動し、近況報告やら最近同期同士の会話の中で明らかに出現回数が増えてきた「病気」やら「衰え」に関する話などでそれぞれが熱中し盛り上がり、2時間があっという間に過ぎた1次会でした。

   

後列 高島 桜  富田 増田 高橋 片山

前列 若生 斎藤 小林 松田 近藤 大島 中村

6.2次会

2次会は20時すぎからホテル内にあるカラオケスナック「たばしね」で開催。スペースが結構広めで、赤いソファーが目に眩しいバブル時代にお世話になった場末のスナックを思わせる作りの中、「浴衣姿で飲み放題&歌い放題」というシニアの心を打つ殺し文句に・・・・さぁみんな!飲むぜ、歌うぜ、踊るぜ!・・・・・と、ここで問題発生!

我々「函館中部79期ご一行様」の他に、「地元企業の宿泊ゴルフコンペ組 オジサンだけの20名ご一行様」が登場、スナックを二分してのカラオケ対決となってしまいました。とは言うものの、どちらが歌っても会場全体が大盛り上がり、それはそれは楽しい対決で、和気あいあいに大騒ぎしていました。

しかし、やはり対決です。宴とは言え、函中として負ける訳には行きません。タイミングを見計らいエース投入を決断しました。我が期の歌姫:小林聖子が、とどめを刺すために満を持して繰り出した曲は、ご存じアナ雪の「Let it go〜ありのままで」・・・・いやぁー参りました、参りました。さすが勝負歌です。あれだけ騒いでうるさかった会場がシーンです。ゴルフのおじ様達はグラスを手に持ったままフリーズです。幹事もフリーズで写真を撮るのを忘れました。それだけすごかったー!冷え込んだ夜でしたが・・・もう、少しも寒くない!・・・。熱唱が終わったら大歓声で、ゴルフのおじ様達からは、なんと「おひねり」(総額600円)まで飛んできました。

小林さん曰く「歌うたってお金もらったの初めて!」・・・・小林さんがプロになった瞬間でした。

7.3次会

さて、大騒ぎで体力も消耗したので、3次会は9時半から男子部屋で開催。ビール&焼酎&スナックで出たおつまみのテイクアウトで、挨拶で言い尽くせなかった桜くんのノロケ話から始まり、後は何やかんやとダベリング・・・女子の入浴時間の確保もあったことから10時半に中締めとなりました。

その後は男子は相変わらずダラダラ飲み、しまいには「ラーメン食いてぇな」と言う事になり、もう既に閉店していたホテル内の売店を強引に開けてもらい、カップめんを購入し、部屋でお湯沸かし、50を過ぎてこんなことするのは体に悪いと知りながら・・・なんと完食。満腹の中、初日0時就寝でした。

【2日目(10/26)】

8.中尊寺

温泉なので・・・・翌朝、男子は当然朝風呂&ビールで心地よい一日のスタートを切りました。9時にチェックアウト後、本日のメイン「中尊寺」へはホテルのバスで移動。しかしここでラッキーなお知らせ。当初の予定ではバスは山の下の駐車場までで、そこから登山で中尊寺だったものが、運転手さんのご好意で頂上まで乗せて行ってくれることに!それもタダで!これもひとえに今回の主幹事で前夜プロ歌手になった小林さんの交渉力のお陰です。感謝感謝!

しかし、感謝の後にまた事件!山頂に着いてバスを降りる時に「あれぇー、何で俺のカメラ無ぇんだー。あららっー、ホテルに忘れてきたな、ヤッベー」・・・桜くん、いつも話題をありがとう。・・・運転手さん、せっかくご好意で山頂まで来ていただいたのですが、申し訳ない、桜を乗せてホテルまでもうひと往復、よろしくお願いします。(桜くんのカメラは無事ゲットできました)

中尊寺では金色堂をはじめ、本堂や能舞台(小林さーん、アンコールのご指名入りましたぁー)などを約1時間かけてゆっくり散策、世界遺産を皆で堪能しました。(左 能舞台)

金色堂前

9.最後に

中尊寺からは平泉駅にバスで移動し、駅で地ビールとアイスクリームを食し、電車で一ノ関駅に移動して、今度はそばとビールと日本酒を食し、とにかく最後まで飲んで食っての2日間でしたが、事故なく怪我人なく、無事昼過ぎに一ノ関駅で解散となりました。

皆さん、大変お疲れ様でした。また、次もツアーで弾けましょう!!